Office 365 勉強会 第七回に登壇しました
2014年1月11日(土)、弊社コンサルタントの中村 和彦は、日本マイクロソフト株式会社本社にて開催された Office 365 勉強会七回に登壇し「SharePoint Online のあたらしい IRM 機能」と題し、SharePoint Online でも利用可能になった RMS(Rights Management Service)機能と、Microsoft が新たにスタートするクラウド IRM 機能「Azure RMS」について、その概要をテーマに講演しました。
本会は有志による勉強会ですが、日本ではじめての Office 365 ユーザーコミュニティです。エンドユーザー、IT Pro、ベンダーを問わず参加することができます。当日は SharePoint のスマートフォン向けアプリケーション開発を手掛ける、株式会社フェアユースの足立氏も登壇され、SharePoint Online におけるモバイルデバイス活用の現状について講演しました。
Microsoft 「Office 365」は、メール基盤である Exchange Online、情報共有基盤(グループウェア)である SharePoint Online を軸に、急速な普及をみせています。しかし、クラウドサービスである Office 365 の利用にあたり、情報セキュリティ面での懸念から躊躇われるユーザーは少なくないようです。
新たに導入された「RMS」は、正にこの情報セキュリティを補完するものですが、まだ情報、とりわけ日本語のそれが少ないことから「何ができるのかわからない」「どこまでセキュリティが強化できるのか」といった声が聞かれます。
講演では、SharePoint Online において、このファイル制御/暗号化機能「IRM」がどのように動作するのか、その設定方法や活用の留意点などを含め、基本的なポイントを説明しました。また、組織間、組織/個人間での RMS 利用を可能にする、全く新しいサービス「Azure RMS」についても簡単に紹介させて頂きました。
当社では、今後も、Office 365 を含む SharePointの活用により、エンドユーザ利益を最大化するためのノウハウを発信してゆきます。
2013/1/12 Kazuhiko Nakamura