会議室や備品毎に、専用リストテンプレートからリストを作成しそれを専用Webパーツで横並び（ガント）で表示します。Webパーツはカレンダーコントロールで日付を指定できます。Webパーツ上で空き時間をクリックすると、その会議室（リスト）の指定日が開きます。

ユーザは通常の予定表リストと同じように［新規］から予約を登録します。その際、すでに登録された予約と重複しないか、開始/終了時間に間違いがないか、がチェックされます。

その他、管理者はリスト毎に「時間帯制限」「先日付制限設定」「管理担当者指定」の設定をおこなうことが出来ます。

特に「先日付」と「管理担当」を組み合わせると「一般ユーザは二週間先まで予約可能、特定のユーザグループや部署には制限なし」というような運用が可能になります。

［重複防止］すでにその時間帯に予約がある場合、保存するとエラーになります。［戻る］で入力画面に戻り別の時間を指定できます。

［時間帯制限］リスト（会議室や備品）毎に、それを予約できる時間帯を制限することが可能です。時間外を指定して予約（保存）するとエラーになります。［戻る］で入力画面に戻り別の時間を指定できます。

［先日付制限］管理者がリスト（会議室や備品）毎に、予約できる先日付範囲を制限することが可能です。例えば「30日先まで予約可」など。範囲外を指定して予約（保存）するとエラーになります。［戻る］で入力画面に戻り別の時間を指定できます。

なお、管理担当者として指定されたユーザ/グループはこの設定を無視することができます。

［アクセス権管理］標準の「リスト」がベースのため、SharePoint のアクセス権コントロールがそのまま有効です。リストに閲覧以上の権限がない場合、Webパーツにもその会議室は表示されません。投稿以上の権限がなければ、予約ができません。

［入力チェック］開始日時が終了日時よりも後、など、入力された予約の整合性をチェックします。

［表示色指定］Webパーツに表示する横棒（ガント）の色は、個別に指定することができます。

［リストの説明表示］リストの「説明」に記述したテキストの先頭部分がWebパーツ上でも表示されます。会議室の収容人数や備品情報、注意事項などの記述に利用できます。

ソリューションはwsp（Web Solution Package）でのご提供になります。フロントエンドサバー上でstsadmコマンドによる登録と展開を行い、その後サイトコレクション単位で有効化します。アンインストールも同様に、ソリューションの取り消しと、stsadmによる削除を行うだけです。