SharePoint、特に最新の SharePoint 2013 では、簡単な操作で、ユーザーがコンテンツにアクセス権を設定できます。これは情報共有を促進する SharePoint の素晴らしい利点ですが、一方で、時間とともに権限設定が散漫になり、管理者でもコンテンツの全体像が把握できなくなる、という悩みがあります。
SharePoint Permission Reporter(権限レポーター)は、個別の権限設定された SharePoint のコンテンツを CSV 形式で一覧にレポートするクライアントアプリケーションです。システム管理者だけでなく、一般ユーザーでも、簡単なGUI操作でレポートを生成することができます。SharePoint サーバー側に特殊なアプリケーションをインストールする必要がなく、そのため、Office 365 の SharePoint Online でも利用することができます。
また、コマンドライン操作にも対応し、システム管理者はバッチ処理で定期的にレポートを出力することができます。加えて、個別権限だけでなく「すべてのコンテンツ」をレポートするオプションを利用することで、コンテンツの棚卸しにも利用することができます。